平素は弊社製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
この度、7月8日頃にお客様から弊社商品の食塩相当量について、裏面記載の数値と異なるのではないかとのご指摘をいただきました。そのため、分析結果を以下の通り報告いたします。
現在、裏面に記載されている栄養成分表示の数値は、2015年10月に分析機関へ依頼し確認したものです。
2024年7月に実施した分析結果では、食塩相当量は99.1gでした。
上記2点の結果は検査方法は異なりますが、同じ分析機関(株式会社シー・アール・シー食品環境衛生研究所)で実施されました。
また、別の分析機関(ジャパンソルト株式会社)へも依頼し、結果として食塩相当量が99.70%でした。
※第三者による分析機関へのお問い合わせは、担当者の負担が増えることやトラブル防止のため、どうかご遠慮ください。
画像の保存や転載は一切禁止とさせていただきます。
【2015年と2024年の検査結果が異なる理由について】
分析機関や各機関から得た情報と弊社の見解を以下に示します。
食塩相当量は水分量によって検査結果に影響を受けるとのことです。同じ商品や製法であっても、水分量が異なれば数値も異なる可能性があります。また、消費者庁によれば、検査方法によっても結果に差が出ることがあり、誤差の許容範囲は±20%とされています。
弊社の見解として、2015年10月の検査時と2024年7月の検査時は、 季節の湿度管理が異なることと2015年は乾燥室が現在の半分の大きさで、乾燥期間が短かったことが影響し、2015 年の水分量が多く、食塩相当量 の検査結果が91.4gとなったと考えられます。
2024年7月の検査では乾燥室が拡張されたことと、5~7月の湿気の多い時期は湿度管理や乾燥期間を長くしていたことが影響し、食塩相当量が99.1gとなったと考えられます。
(袋詰め時に水分量チェックが出来ないか検討中です。)
【栄養成分表示の変更について】
今後、季節ごとの数値を把握するために、栄養成分表示の分析を行います。その結果を受けて、 食塩相当量の平均値を記載したラベルへパッケージ変更を行う予定です。
【誤差に対する各機関の回答】
保健所、消費者庁、弁護士に確認したところ、今回の検査結果と現在のラベル表示数値が異なることに関しては、誤差の許容範囲内であることから、成分偽装や表示法違反には当たらないとの回答をいただきました。また、誤差許容範囲内であればラベルの変更は不要とされていますが、弊社としては、最新の製品の食塩相当量平均値を考慮して、 自主的に変更を行う予定です。
【最後に】
この度は、当該商品をご購入いただいたお客様や関係者の皆様に、大変ご迷惑とご心配をおかけしましたことを、謹んでお詫び申し上げます。また、公表までにお時間をいただきましたこと、重ねてお詫び申し上げます。